4月3日水曜日、昼過ぎにSNSで急な盛り上がりを見せたカルロスゴーン氏のツイッターアカウント。
4月11日の木曜日に記者会見をするという呟きに対して、
「え、何それ!?」などと多くのコメントで溢れていますが、
カルロスゴーンさんは記者会見で一体何を話すのでしょうか?
今までの言動を踏まえた上で僕なりの見解を述べていきたいと思います。
カルロスゴーンのツイッターアカウントは公式で認証済み
まずゴーンさんのツイッターアカウントですが、
解説してすぐ、ツイッター公式から認証済みのマークが付けられています。
この認証マークは芸能人や歌手などといった影響力の高い人に付けられるもので、
このマークがあるかないかで「本人かどうか」を見極める基準にもなるんですよね。
まずこの時点でゴーンさんのアカウントは本人であることがわかります。
ただ、投稿に関していうと、
英語でのつぶやきと日本語バージョンのつぶやき計2つ投稿されています。
I'm getting ready to tell the truth about what's happening. Press conference on Thursday, April 11.
— Carlos Ghosn カルロス・ゴーン (@carlosghosn) April 3, 2019
何が起きているのか真実をお話しする準備をしています。
4月11日木曜日に記者会見をします。— Carlos Ghosn カルロス・ゴーン (@carlosghosn) April 3, 2019
まさかの2パターンの投稿に「日本語でも投稿するんかい笑」などといった声も寄せられています。
この投稿が4月1日だったら本当か嘘かわからない感じである種のユニークな感じになって
さらに話題を呼んでいたと思うんですが、
4月1日は過ぎているのでエイプリルフールネタではないことは確かです。笑
ゴーン氏の現在(4回目の逮捕予定)までを時系列で解説

そもそもですが、ゴーンさんは今のところ計3回逮捕されています。
事の発端は、2018年11月19日。
有価証券の報告書を偽って記載したという罪で逮捕されました。
これがまず初めての逮捕となって、それまで勤めてきた日産の会長としての役職も解任されてしまいました。
この逮捕を引き金にさらに同じ年の2018年12月には、
2010年~2014年までの役員報酬もおよそ50億円も少なく記載したとということで、
2度目の逮捕をされています。
そして、先ほどの役員報酬の件とはまた違う特別背任の疑いで3度目の逮捕。
ちなみにこの特別背任とは、
組織の幹部などといった会社を取りまとめている人が、
個人的な投資などで出た損失を会社側に押し付けてあたかも会社側が損失を出したかのように見せる行為です。
それから時が経って2019年3月6日保釈保証金10億円を東京地裁に支払い、
2018年11月19日から108日が経過して保釈となっていた。
ただ、、、!
それだけで終わることなく、さらに日産の子会社を通じて、
アラブにあるオマーンの販売代理店をしているスハイル・バハワン自動車に合計35億円もののお金を渡していたとして、
こちらも特別背任の容疑で逮捕の意向を進めています。
これで4度目の逮捕。
このお金も一気に35億円を渡したわけではなく、
毎年数億円ずつCEOリザーブと呼ばれる予備の費用から渡していたんだとか。
しかもこのオマーンで販売代理店をしているスハイル・バハワン自動車オーナーとゴーン氏は友人関係なんですよね。
いやーこれは言い逃れできない感じがありますね。。。笑
こうした今までの逮捕など自身の疑いに対してゴーン氏は、
「日産からオマーンのスハイル・バハワン自動車オーナーへは、内密ではなく社内の承諾を得ている」
「そもそも自分が初めて逮捕されたときの不正調査は仕組まれた罠だ」
などと発言しています。
会長を解任されるまでの逮捕劇から今回で4度目の逮捕までで、
「それでも僕はやっていない」
とずっと言い切るのか?それとも事実を認めるのか?
気になるところではありますが、
ツイッターでゴーン氏が投稿した4月11日の記者会見はいったい何を話すんでしょうか?
4月11日に何を話す?
これまでのゴーン氏の流れを見たうえで僕の見解としては、
まあほぼほぼ間違いなく今まで通り容疑を否認するでしょう。
今回で4度目の逮捕になるかもしれないっていうこのタイミングで
自身のツイッターを開設したのち、
「今何が起きているか真実をお話します。」
「4月11日に記者会見をします」
と言っているあたり、ゴーン氏の主張があるからこそと言えます。
まあただ、どこまで具体的に真実を話すか?というところですが、
まあおそらく、今までの主張と同様で
「そもそも事の始まりの逮捕は策略で私は仕組まれた」
みたいな流れを話すんじゃなかなーと。
正直、ここまでスクープされてしまっている以上、
いかに証拠を交えて聞いている側を納得させることができるか?
っていうのが今回の記者会見のポイントになってくると思います。
「いや私はやっていないんだ!」の一点張りだけでも説得力に欠けてしまうので。
さいごに
そんな感じで今回は、
カルロス・ゴーン氏のツイッター開設から、
4月11日の記者会見では一体何を話すのか?
というところを今までの逮捕劇や言動を考慮したうえで
僕なりの見解をお話しさせていただきました。
にしても4月11日の記者会見が見ものですね!
どんな真実が話されるのか?僕も楽しみにしています。
それでは最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。
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