佐川一政の現在は?パリ人肉事件で逮捕も不起訴の理由とは?

1981年の6月におきた「パリ人肉事件」

その犯人である佐川一政氏。30年以上経った今でも語り継がれるほどの猟奇事件ですが、

その佐川一政氏の現在は何をしているのか?

そしてパリ人肉事件の犯人でもあるのにも関わらず

佐川一政氏が逮捕されてもすぐ不起訴となった理由とは何なのか?

などなど

調べて分かったことを解説していきます。

ちなみにここから書いていく事件の内容は、

かなり衝撃的になっているので了承したうえで読み進めてください。

佐川一政を世に知らしめたパリ人肉事件

まず名前からして狂気的でしかないですが、

まずこの「パリ人肉事件」が起きたのは1981年の6月11日

当時留学でフランスのパリにきていた佐川一政氏(当時32歳)は、

友人であったオランダ人の女性ルネ・ハルテヴェルトさん(当時25歳)を自宅に招き入れた際に背後から銃殺。

そこから屍姦したのちに遺体の一部を数日間にわたって食べていました

ルネ・ハルテヴェルトさんをどうやって招き入れたのかというと、

「大学の教授にドイツ語の詩の翻訳を頼まれたので一緒にやってもらえないか?」

という全くの嘘の口実でした。

ルネ・ハルテヴェルトさんにまずテーブルに向かって座ってもらい、

ドイツ語の短編詩集を読んでもらっている間に、

カービン銃を準備し、背後から射殺しました。

そもそもなぜルネ・ハルテヴェルトさんが対象となったのか?

もともとパリの大学で顔を合わせる仲で、

「なんて綺麗な女性なんだろう」と佐川一政氏は思っていました。

実際に本人からも

「あともう一回一緒に食事に行っていたら殺害する対象にはなっていなかった」と発言しています。

普通に考えたら、

そんな好意的に思っている女性に対してそういう行為をしてしまうことすら理解不能ですが、

佐川一政氏からしたらとにかく人の肉を食べたくて仕方がなかった。

もっと言うと「人の肉を食べないといけない」と思うほどの強迫観念に追いやられていたのです。

カービン銃で射殺…そこから佐川一政の取った行動は…

射殺したあと、佐川一政氏はすぐに全裸になり、

そこから銃殺によって血があふれ出ている被害者女性の頭の下にタオルを敷いて服を脱がせました。

ちなみに銃殺して人肉を食べるまでのシナリオは全て頭の中でずっと思い描いていたため、

特別焦ったりすることもなかったのだそう。

最初は女性の右側のお尻から食べると決めていたそうです。

本人曰く、単純においしそうというのと、

左側は心臓側にあたるのでだったら右側の方がいいと思っていました。

一番最初はそのままかぶりついたのですが、

思っていた以上に固く、かみちぎれないということから果物ナイフを用意。

果物ナイフで切ろうとしてもこれまた思うように刃が通らず、外でナイフを購入することにしました。

その後はナイフで遺体の一部を切り、生のまま食べたり、

冷蔵庫に保管するなどしてフライパンで調理して食べたということも明らかになっています。

遺体を片付けるためにブローニュの森へ

女性を銃殺してから2日後の6月13日。

当時留学先だったパリ第3大学大学院の近くにブローニュの森があったので、

そこの池で残った遺体を捨てようと決意。

事件当時は6月でパリでは一番といっていいぐらい暑い時期でした。

そのため、佐川一政氏は遺体の臭いで周りにバレないかが心配になっていました。

旅行カバン二つを購入し、遺体もカバンに収まるように切断。

カバンは遺体の臭いでバレないように香水をたくさん振りまいてごまかしていたんだとか。

ブローニュの森まではタクシーで移動。

カバンが妙に重いことからタクシー運転手にも

「なんだこれ、死体でも入っているのか?」と言われていたそうですが、

「いや、それは本だ」と言う出来事があったことをのちのインタビューで本人が話しています。

この時の時間は20時

普通に考えたら外は暗いイメージがありますが、

このときのパリは昼間みたいに明るかったそうで、普通にブローニュの森でも日光浴をしている人が多く、

佐川一政氏自身もいろんな人からの視線が多かったと言います。

そこでブローニュの森にある池に沈めようと遺体の入ったカバンを動かそうとしていた際に、

その時の夕日があまりにもきれいで見とれていました。

そんな状況でよく夕日に見とれている精神状態になれるなぁーとも思いますが、

本人はそれぐらい平常心だったんでしょうね。

カバンの中身を見られ、事件発覚

そんなタイミングで、後ろから現地の男性に

「このカバンお前のか?」と話しかけられます。

あまりにもとっさの出来事だったので佐川一政氏も

「NO!」と言ってしまい、男性がカバンをおもむろに開けていったときに切断された遺体が見つかり、

パリ人肉事件が発覚したということになります。

いやーちょっと衝撃的でしかないですよね。

僕も初めて知ったとき、

「え、そういう空想上のものでしょ?」って思っていました。

しかも日本人でこんな人いるんかい・・・っていう。

今回この記事を書く上で、

佐川一政氏本人のインタビュー動画を見たり、

参考文献等見ましたが、ホントに理解不能です。。。

なんでその場面でそんなことが考えられるんだろうっていうことがいくつもありました。

さて次は、

そんなパリ人肉事件の犯人である佐川一政氏の動機を見ていきましょう。

パリ人肉事件佐川一政の動機は?

ここまで猟奇的な事件を犯した動機は何なのかというと、

佐川一政氏のとある証言から紐解くことができます。

「殺したかったわけではない。私はただ、食べたかっただけだ」

これやばいですよね。

殺害願望があって銃殺したわけではなくて、

あくまで人の肉が食べたくてそのために銃殺したということになります。

小学校4年生のときからカニバリズム(人の肉を食べること)の妄想をするようになり、

そこから徐々に人の肉を食べてみたいという気持ちが強くなっていったといいます。

また佐川一政氏の性癖自体が常人とはかけ離れているというところも挙げられます。

佐川一政の異性を好きになるステップ

気になる存在→異性を好きになるっていうステップではなく、

気になる存在→食欲をそそる存在となる。

つまり異性を好きになったりするのは、「この人を食べたい」という感情を超越したとき

だから本当に異性として好きになる前に必ず「この人を食べたいかどうか」というボーダーラインが入ってきます。

実際に当時被害を受けてしまったルネ・ハルデヴェルトさんに対しても、

「なんて綺麗な女性なんだろうと思った」

「あともう一回食事に行っていたら食べることはなかった」

と発言していることからも好きになる前に気になった異性にはまず食べたい感情が湧くことがわかります。

佐川一政の生い立ちからパリ人肉事件を紐解く

そんな猟奇事件の犯人の生い立ちを見ていきますと、、、

生まれは兵庫県神戸市です。

生まれた当初は父親の手のひらに乗ってしまうほどの未熟児で助かるかどうかのぎりぎりのラインだったんだとか。

子供のころから芸術に興味を持ち、シェークスピアやベートーヴェンなども調べるようになりました。

カニバリズムを意識するようになったきっかけと言われているのが、

小学校の頃に小さい子供を誘拐して鍋で煮込んで食べるという魔法使いの話を叔父から何回も聞かされていたことです。

このお話自体かなりやばいですが、

何回も聞かされてきたことによって段々と「人の肉を食べるのってどういう感じなんだろう?」と興味を持つようになったということなんですよね。

高校生の時には自ら精神科医に行って相談したこともあるそうですが、

ハッキリ言って普通ではない相談内容に医者からも相手にされなかったことがあります。

また日本の和光大学に在学していた時には、

ドイツ人女性の家に無断侵入して人肉を食べようとしたことがあります。

当時はもちろん逮捕されましたが、父親に示談金を払ってもらったことで起訴を免れました。

この逮捕によって、普通に生活しているように見せながらも

「なんとしてでも人の肉を食べたい」

というある種の脅迫観念に変わっていったんでしょうね。

そんな世界を騒がせた事件を起こした彼ですが、

逮捕こそされましたが、すぐ不起訴となっています

なぜそこまでひどいことしておきながら不起訴になってしまったんでしょうか?

佐川一政はなんで不起訴?日本で逮捕されない理由とは?

ブローニュの森で事件が発覚してからは即逮捕。

そこから裁判が開かれるも、

結果は心神喪失ということで不起訴となりまさかの無罪となってしまいます。

その後はフランスの精神病院であるアンリ・コラン精神病院に入院。

1984年に国外追放としてフランスから日本に帰国して東京都立松沢病院という精神病院に入院。

ここで松沢病院の診断結果は、

「佐川一政氏は人肉食の性癖は一切なく、フランス警察をだますための口実に過ぎないのではないか」

という結論を示します。

当時の副院長の金子医師も、

佐川は精神病ではなく人格障害であり、刑事責任を問われるべきであり、

フランスの病院は佐川が1歳の時に患った腸炎を脳炎と取り違えて、それで誤った判断を下したのではないかとしている。

これらのことから、

日本で逮捕して再度裁判を行なおうとするも、フランス警察からは承認を得られませんでした。

その理由は、

「不起訴処分になった人の捜査資料は引き渡せない」

ということです。

このフランス警察の捜査資料の引き渡し拒否によって、

裁判はおろか逮捕することもできなくなってしまいました

結局1986年の8月12日に、松沢病院を退院。

そこからは、監視などもなく一般人として生活しています。

この内容に納得できる人はおそらく誰一人もいないでしょう。

本人も自供していて社会的措置まであと少しというところで、

無罪不起訴で捜査資料も引き渡し拒否。

事件の始まりから終わりまでよくわからない状態ですが、

そんな佐川一政氏は現在何をしているんでしょうか?

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松沢病院を退院後、佐川一政の現在は?

退院後は、マスコミにも有名人として取り扱われます。

それと同時にこんなことを犯してまで不起訴になった事実から、

「社会的制裁を与えるべきだ!」

という世論であふれかえりました。

そんな日本だけでなく世界からも注目を集める事件を起こした息子を見て

父親は会社を退職せざるを得なくなり、母親は神経症の病気を患うこととなりました

一方で当の本人は、

小説家として自身が体験してきたことを書いたり、

マンガにして自分が行ってきたパリ人肉事件についてこと細かく描いて出版。

また活動はそれだけにとどまらず、成人向けビデオに何回か出演したり、講演にも登壇。

仕事は一気に激減…闇金と両親の死

当時印税収入だけで月に100万円いくほどだった佐川一政氏も、

実際にそんなにうまいこといきません。

2001年には、ほとんどの仕事がなくなり手元にお金もなくなるように。

生活に困ったあげく、彼は闇金に手を出すようになります。

  • 闇金に手を出してはお金を使って白人女性と付き合ったり
  • 父親の財布からお金を引き抜いたり
  • 弟の大事なチェロを売却(元値100万円)してお金に換えたり
  • 元値1枚50万円のリトグラフを2枚売却
  • 勝手にクレジットカードまで使ったり

全然反省している素振りすら見せない行動が続くようになります。

2005年には父親が亡くなり、その翌日には母親が自殺。

両親も精神的に辛い日々だったでしょうね。

しかもこのとき、息子の佐川一政氏は闇金の取り立てから逃げるために千葉県にいたため、

両親を見守ることもできていなかったとのこと。

その後も社会復帰しようとするもパリ人肉事件の犯人であるという事実は拭い取れるはずもなく、

500社ほどの会社から不採用通知を受けました。

小説家としての活動も出版社からの声はもうかけられることもなくなります。

2010年にはVICEのインタビュー動画でパリ人肉事件のことについてはもちろん、

自身が今までに行なってきたことを本人の口から話しています。

しかもこのとき、

「今は白人女性は卒業して、今は沖縄の女性が好きで食欲をそそる」

と発言しています。

常人には考えられない狂気さはこのときもまだ健在していましたね。

2013年に脳梗塞、弟佐川純から介護の日々

2013年の11月に突然の脳梗塞で倒れ、緊急搬送

この脳梗塞がきっかけで歩行することが困難になり、実の弟である佐川純さんから介護を受けています。

現在もなお、弟の純さんからの介護を受けながら年金+生活保護で暮らす日々だということがわかっています。

弟の純さんも佐川一政氏と一歳しか変わらず、

2000年には25年間勤めていた広告会社を退職しています。

ちなみに年金は2か月で23万円、生活保護は1か月で1万9000円だそうです。

そんな中で兄の介護があるわけですから、金銭的にも肉体的にも大変であることはよくわかります。

2019年7月に映画「カニバ」で真事実を語る

このパリ人肉事件の新事実や佐川一政氏の実情などがドキュメンタリー映画「カニバ」として公開されます。

この映画の撮影がされたのは2015年の6月からなので佐川一政氏が脳梗塞で倒れてからです。

撮影期間は約1か月間密着しており、しかもこの映画製作は日本ではなくフランスとアメリカの合作で、

監督・撮影・編集・制作はヴェネラ・パラヴェル、ルーシァン・キャスティーヌ=テイラーです。

ベネチア交際映画祭ではオリゾンティ部門審査員特別賞を受賞しましたが、

取り上げている内容が内容なので、そのプレミア上映では見ていた観客の半分が途中で抜けたといいます。

それだけリアルに事実が描かれているということですね。

それだけ衝撃的な内容になっているため、

映画を実際に作っても買い付けてくれる映画館が日本にどこにもおらず、

サイゾーが運営するサイト「TOCANA」編集部が自社買い付けで配給することになり、

それで公開されることが決定されました。

だからもしこの「TOCANA」が買い付けを行わなかったら日本での公開が無かったかもしれないんですよね。

パリ人肉事件の新事実や犯人佐川一政氏と実の弟純さんの実情が描かれる映画

「カニバ」は2019年7月12日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開となっております。

興味ある場合はぜひ見てみてください。

それでは最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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