今日4月1日の11時半より、
菅官房長官から新元号の発表がありましたね!
平成の次は令和ということで、あと1か月で平成も終わります。
そこで気になるのが、誰が新元号令和を考案したのか?ということです。
ということで今回は、新元号令和を考案した人は誰なのか?について書いていきたいと思います。
新元号の準備は30年前から進められていた!?
今日記者会見で発表された新元号ですが、
ここ最近になって候補が出されたというわけではなく、
実は30年ほど前から政府が極秘で進めていたそうなんです。
これはちょっとびっくりですよね・・・!
平成が終わるのは平成31年4月いっぱいなので、
平成元年から既に新元号の候補案は何が良いのか?を進められていたことになります。
元号の考案は総理大臣など政府関係者が「はいこれねー」みたくパッと決めるようなものでもなく、
ちゃんとした文学に対する知識を持っている方からの候補案を政府が依頼しています。
そしたらここから先は、
実際に政府が依頼した新元号令和の考案者はどんな人なのか?
について書いていきます。
政府から依頼された新元号考案者は誰?
政府が依頼する新元号の考案者にもいくつか基準があります。
それがこちら↓
- 漢文学者、東洋史学者、国文学者であること
- 日本学士院会員
- 文化勲章もしくは文化功労章を受賞された方
- 世界的に著名な功績を持っている方
かいつまんで解説していきますと、
漢文学とは、中国古来の文字であったりその中国古来の文字にそって日本で創られた文学のことです。
もともと漢字は中国から来ているということもあるので、そこに関する知識が必要になるということですね。
東洋史学とは、読んで字のごとく東洋の歴史についての学問のことです。
国文学は、日本人が書いた文書であったり日本語で書かれた文学書物に対する学問のことです。
日本学士院会員はなかなか聞きなれない言葉ですが、
これは文部科学省に設置されている極めて優秀な科学者を優遇するための機関です。
要は、一つの学問についてめちゃめちゃ詳しいエリート集団がいる機関ということになりますね。
これらの基準を満たしている方が考案する側となるわけですが、
政府側は常に3~5人に依頼してそこから絞りこんでいくとのこと。
これを30年間やり続けるって相当ですよ・・・!
新元号令和の考案者は、指名の秘匿を希望されているとのこと。
なので、ここで公表されてしまうと、
そのひとに関する情報が晒されて日本全国にあることないことが広まってしまう可能性があるので、
菅官房長官は、「考案者は秘匿を希望されているため、公表することはできません」
と粛々と話されていました。
ここはみなさん気になるところだとは思いますが、
こればっかりは見守るしかなさそうですね~!
4月1日有識者懇談会は誰が参加した?
4月1日新元号発表前には有識者懇談会がありました。
参加した人は以下の9人です。
- 山中伸弥(京都大iPS細胞研究所所長)
- 林真理子(作家)
- 宮崎緑千葉商科大教授 寺田逸郎(前最高裁長官)
- 榊原定征(前経団連会長)
- 鎌田薫(日本私立大学団体連合会会長)
- 白石興二郎(読売新聞グループ本社会長)
- 上田良一(NHK会長)
- 大久保好男(日本テレビ社長)
そうそうたる方々が参加されていますね・・・!
この懇談会で絞られた新元号候補から何がふさわしいかを話し合って選んでいく流れとなります。
令和の次の新元号が考案されている可能性は・・・?
めちゃめちゃ気が早いですが、
新元号令和の次の元号が考案されている可能性は、正直十分あり得ると思います。
というのも、平成の元号に関しても元年から考案者を見つけて候補案の依頼をしていたわけですから、
既に考案が新たにスタートしていてもおかしくはないはずです。
にしても元号も漢字だけで見たら二文字のシンプルで馴染みやすい文字っていうイメージですけど、
ここまで政府側が時間をかけて準備をしていたという事実はちょっと衝撃でしたね。
それだけ国民にとって重要な役割を果たす歴史的なものなんだなぁっていうのを今回あらためて感じました。
さいごに
そんな感じで、今回は、
「新元号令和を考案した人は誰なのか?」
について解説させていただきました。
これで新元号が発表されたということもあって、
カレンダーを扱っている業界は大慌てになるでしょうね!
以前平成が発表されたときに岐阜県にある「平成(へなり)」というところがにぎわったみたいに、
またあやかる地名などは出てくるのか?気になるところです。
またその辺もわかり次第随時アップしていきますね!
それでは最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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